得意教科で苦手を挽回する、はきっと多分ぜったい無理。 | 宅浪.com

得意教科で苦手を挽回する、はきっと多分ぜったい無理。

 

 

どうもこんにちは、シノハラです。

 

今回は、得意教科で苦手を挽回するのは無理だ、という話をしたいと思います。

 

得意教科で苦手を挽回するのが不可能だとはいいません。実際にそれで京大に受かった人を見たことがあります。ただ、シノハラ自身はそれとは逆の考えで、得意教科で苦手を挽回しようと考えるのはかなりハイリスクだと思っています。

 

なぜハイリスクなのかを説明していきたいと思います。

 

例えば京大に合格するためには、平均で60点取らないといけません。
英語が苦手で40点しか取れないから、得意な数学で80点取って挽回しようと考えたとします。
この考え方が通用するのは、苦手な英語も得意な数学も、どちらも難易度に変化がなかった場合に限られるのです。
たまたまその年の英語がものすごく難しかったとしたら、他の受験生もおそらくあまり点数を取れないでしょうから、この場合はラッキーだったといえるかもしれません。
しかし逆に、ものすごく簡単だった場合、他の受験生は70点以上取るかもしれないのです。そうなると、もともと英語が苦手な人はかなり不利になります。
もし英語で30点の差がついてしまうと、得意の数学で80点取っても合格できないことになってしまうのです。

 

英語の難易度は変わらなくても、数学のほうがすごく簡単で、他の受験生がみんな70点くらい取ってしまったら、数学でいくら80点取ったところで挽回できません。
また、試験本番では自分が思っていたほど点数が取れないということもあります。
それで不合格になってしまうパターンもあるということです。
さらに、メンタル面の問題もあります。苦手教科の試験に臨むときはどうしても緊張しますし、不安にもなります。逆に得意教科では、気負いやプレッシャーに負けてしまい、本来の力を発揮できないことがあるかもしれません。

 

理数系が天才的にできる人なら、国語がほとんどできなくても大丈夫かもしれません。
帰国子女で英語がネイティブなみにできるのであれば、数学で少々ミスしても受かると思います。そういった飛び抜けた能力がある場合は、得意教科で苦手を挽回することを考えてもいいと思いますが、そうでないなら、その考え方は非常にリスクになるのではないでしょうか。受験において苦手教科が1つでもあると、それはある意味で爆弾を抱えているようなものです。爆弾を抱えたまま試験会場に行くのはやめましょう。その爆弾がいつ爆発するかわかりません。

 

今回は以上です。
ありがとうございました。

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