大手予備校の話（勉強編）～入塾金を払う前に、知っておきたいこと～浪人経験者が語るリアルな話～

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大手予備校の話（勉強編）～入塾金を払う前に、知っておきたいこと～浪人経験者が語るリアルな話～

どうもこんにちは、シノハラです。

今回は予備校の話をしたいと思います。
シノハラ自身、浪人していたときに大手予備校に通っていました。そのときの経験などをお話ししたいと思います。
結果的に言うと、行ってよかったです。シノハラは大学に受かりました。
ただ、予備校に行けば必ず成績が上がるのかというと、そうではありません。
シノハラも起業家ですからわかるのですが、予備校というところは正直、金儲けがうまいです。
入れば必ず合格できるかのような宣伝文句を使って受講生を集めています。
シノハラ自身はたしかに予備校に行ってよかったと思っていますが、それは大学に合格できたからです。予備校の助けもありながら自分が努力し、結果を残せたからです。
もし合格していなかったら、ただお金をつぎ込んだだけで終わっていたでしょう。多少、教育業界の景気をよくしたくらいでしょう。

いくら高いお金を払って予備校に行っても、勉強しなければ結果は出ません。成績は下がります。これは、私が提供しているサービスについても同じことがいえます。生徒本人が頑張らずして成績が上がるメソッドは今のところありません。少なくともシノハラはそういった方法を知りません。予備校で受けた教育も、生徒が頑張って初めて結果が出るというものでした。

では、予備校は何をしてくれるのでしょうか。
まず、当たり前ですが授業をしてくれます。この授業は学校の授業とたいしてかわりません。
スーパーカリスマ講師が、スーパーデラックスな授業をしてくれるわけではないのです。ものすごくわかりやすくて目から鱗が落ちるような授業を展開してくれるなんてことはありません。
勉強において「わかる」と「できる」は違います。「わかる」から「できる」までの間には一定のステップがあって、それを乗り越えるためには努力が必要です。
どこの予備校に行こうとも、結局は本人の努力がなければ何も変わらないのです。
ただ、シノハラが通っていた予備校では、すごく親身になって接してくれる先生はいました。全国を飛び回っていてすごく忙しいにもかかわらず、丁寧に添削をしてくれたりしました。
また、大手予備校の講師というのは、たしかに東大や京大のレベルに対応できる力を持っています。地方の自称進学校の教師だと、東大の英語問題が解けないなんてこともあるのですが、大手予備校の講師は、その点ではまちがいなくプロでした。

もうひとつは、メンタル面でのサポートです。
シノハラの場合、センター試験の成績がずっと安定せず8割5分台で伸び悩んでいた時期があり、一部の教科はもうあきらめようかと思っていました。しかし、担当のアドバイザーに相談に行ったところ、「それはだめだよ。もうちょっと頑張ってみたら」と言われました。
アドバイザーの方に励まされたことで、「それじゃ、やってみるか」と思った直後、シノハラのセンター試験の成績が9割で安定するようになったのです。
そういうメンタル面でのサポートに関しては、大手予備校の場合、長年に渡って蓄積してきた膨大なデータに裏付けられていて、確かなものがあると感じました。
ただ、担当講師やアドバイザーには当たりはずれもあると思います。シノハラにアドバイスをくれた女性のアドバザーは優秀な方でしたが、一方で能力の高くない人もいました。大手予備校というのは大企業ですが、優秀な社員ばかりともかぎりませんし、教えることに関しては向き不向きもあるでしょう。
優秀な講師、質のよいスタッフに出会えるかどうかは運しだいだといえます。どんなに高いお金をつぎ込んでも、運悪くダメな講師やスタッフに当たってしまうこともあるでしょう。
だからこそ、自分自身の努力が何より大事だといえるのです。自分自身に対してどれだけストイックになれるかが重要なのです。

シノハラは予備校の寮に入っていたのですが、夜12時になると自習室が閉まってしまいました。寮長がやってきて自室へ帰らされてしまいます。しかし、自室へ帰っても集中して勉強できないシノハラは、寮長がいなくなるのを待って、もういちど自習室へ行きました。短い睡眠時間で深夜まで勉強しました。たしかに精神的に追い込まれることがありましたが、そういうストイックな勉強をすると、勝てるのです。結果が出るのです。受験勉強においてある種のストイックさというものが必要だと痛感した、かけがえのない経験です。
非合理的ではありますが、ある種のストイックさというのは重要なのです。そんなふうにストイックになれるかどうかがすごく大切なのです。
つまり、どれだけ予備校に高いお金をつぎ込もうが、あなたの未来はあなたがつかみ取るしかないのです。これはシノハラが提供するサービスでも同じです。シノハラにどれだけお金を払おうが、塾や予備校にどれだけお金をつぎ込もうが、あなた自身が頑張らないとどうにもならないのです。どの塾に行くか、どの予備校に通うかというのは、あなたの頑張りをどうサポートしてくれるかの違いしかないのです。大手予備校だと膨大な数のデータを持っていますから、その点でのメリットはあるかもしれませんが、行けば必ず成績が上がるということでないのは、もうおわかりいただけたかと思います。

すべてはあなたの努力しだいです。もし、努力しなくても大学に受かる方法があるのであれば使ってみたいとは思いますが、シノハラは知りませんし、もちろんないと思います。自分自身の成功は自分の手でつかむしかない、というのが現状だと思います。
大手予備校がはたして自分に向いているのかどうか、今いちどゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。

今回は大手予備校の一般論の話をしました。次回はもう少し掘り下げて、リアルなエピソードなどをお話ししたいと思います。

では、以上です。
ありがとうございました。

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